夏の終わり@Chamonix1988
最新情報やイベント報告に加え、新ブログは“いつもと違う事”も書いていこうかなと。
昔の写真を何度かInstagramにアップした事はあったけど「想い出話を長々するのはオッさんになってする事」と思って多くは触れませんでした。まあ自分も既に50を過ぎたし、そろそろ断片的にでも書き残してイイ頃かなぁ(笑)
興味がない方は、ここからスルーしてくださいw
自分にとって「1988は奇跡の連続」。
87〜90年まで3年続けられた海外1人放浪旅の基盤、そしてその後の人生にも影響を受ける様々な事や出会いがあったホント今でも信じくられない位の運と偶然のタイミングが重なったMagical Year。
*2夏を過ごしたChamonixからちょっと歩いた小高い丘より。30年前はこんな景色の中で毎日登ってました。
88年初冬〜春にスイスで1回目の仕事を終えた後に向かったのが、フランスのChamonix。冒険家・植村直己氏の著書に書かれていたモンブラン山脈がどうしても見たくて行ったモノの現地はあいにく雨続き…。町外れの安宿で天気待ちしている間にそこで働きスキーバムをしていたTerryと仲良くなり、天候回復後から近所の岩場でクライミングを一緒に。圧倒的な景色、歴史ある山文化に支えられられたフィールド環境の良さにすっかりヤラれ、滞在が1日2日と伸びていくうちに宿のオーナーから山が好きならここで働きながら登りに行けば?とのお誘いが。88と89年の2夏に働きながら毎日クライミング漬けの日々を過ごす想い出の地となりました。当時は全く考えもしなかったけど、ここでの生活や出会いもガウチョ取り扱いのPatagoniaやBlack Diamondに繋がっていくんです。ご縁って不思議ですね。